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しごと

『7つの習慣』の読書メモ

4月になりました。

ボーナス査定の為の評価面談と、次期の目標を決める時期です。

半期ごとに、目標を設定しているのですが、そのたびに読み返す本があります。

『7つの習慣』です。

この本のいいところは、ビジネスの成功に役立つ具体的な方法を書きながらも、

死ぬときに、いかに「ああ、いい人生だったなぁ。」と思えるかということにフォーカスをあてていることことだと思います。こんな風に生きられたら素敵だなぁと心が温かくなる本です。

ただ、実践するのはめちゃくちゃ難しいですが。笑

この本の作者、コビーさんという方の娘さんが語ったエピソードを

『40歳になったら働き方を変えなさい。』という佐々木常夫さんの本の中で読んだことがあり、まさにコビーさん自身が『7つの習慣』を実践されているんだなぁと思いました。

娘さんはある日、父であるコビーさんと二人きりで前々から約束してとても楽しみにしていたお出かけに出かけました。そのお出かけ先でコビーさんは、仕事上の大切な人にバッタリ会い、誘いを受けます。しかし、大きな取引ができるであろうその相手の誘いよりも、大切な用事だからと説明して、迷いなく、娘さんとの約束を優先するのです。

このエピソードを読んで、私は思いました。

信頼というのは、頑張れば短期間でも結構簡単に得られることができる(できたように見える)けれど、維持が難しくて、ちょっと間違った判断をしただけで、一気になくなってしまったりします。

だから、ずっと信頼を得続けるというのはとても難しい。

コビーさんは、仕事上の大切な人との誘いを断り、一時的にビジネスチャンスを先送りにしてしまったかもしれない。しかし、そのことで、娘さんの信頼を得るだけでなく、その取引先の人もきっと、コビーさんを信頼のおける人だと感じたと思います。

こういう時にこういう判断ができることが、コビーさんを信頼のおける人にしているんだと思うのですが、

この判断がなぜできたのかが、コビーさんが『7つの習慣』の中でもおっしゃってる、「個人の憲法」にあるんじゃないかなと思いました。

「個人の憲法」というのは、例えば、日本国憲法だとしたら、平和とか人権とか、日本がこんな素敵な国になりたいよということが書かれていて、簡単には変えられず、法律を決めるときのベースになっているものです。

それを「個人」に作ってみるのです。

  • 何が何でも守りたいこと。
  • 大切にしたいこと。

これを決めるんです。自分はこういう人間でありたい。という柱のようなものといっても良いかもしれません。

生活していると、決断を迫られる場面って結構あります。

コビーさんの娘さんのエピソードの時、コビーさんはきっと、個人の憲法に沿って判断を自然にできるようになっていたんだろうなぁと想像します。

これに感銘をうけて、私も作ってみたいと思ってチャレンジしていますが、

中々うまく作れません。揺れまくりです。笑

『7つの習慣』の中では、数カ月かけろと書いてあります。

読んで1年ほど。

まだできてません。。。

頑張って作っていきたいと思います。

ABOUT ME
ぺんぺん
娘二人のママです。20年以上システム開発会社で働いてます。 システム作るのも編み物も絵を描くことも好きです。